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エアバス、JAXAと研究開発で協力

2009年 06月 19日 Press Release

最先端技術を誇る日本の航空産業界と関係を強化

エアバスは6月19日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)と複合材料の分野における研究開発で協力する合意書を締結した。合意書締結の記念式典が同日、仏ル・ブルジェで開催中の「第48回パリ航空ショー」で行われ、JAXAから石川隆司理事(航空プログラムグループ統括リーダ兼務)他数名が、エアバスからクリスチャン・シェアラー戦略立案および新型航空機プログラム統括責任者らが出席した。エアバスが日本の航空宇宙研究機関と研究開発における協力合意書を交わしたのは今回が初めて。

現在共同研究が決まっているのは、複合材製造技術のVaRTM(Vacuum assisted Resin Transfer Moulding)に関する評価手法と、複合材の新しい評価法である非破壊検査(NDI:Non-destructive inspection)の2分野。今回の協力関係構築を踏まえ、将来的にエアバスとJAXAは、そのほかの研究分野についても航空宇宙産業において活用できる革新的な技術を探求し、協力関係を拡大していく。

式典に参加したJAXA理事の石川隆司理事(航空プログラムグループ統括リーダ兼務)は、「我々は今回のパートナーシップを誇りに思う。今後これをさらに発展させ、長期的で実りある関係を築いていきたい。今回の協力は、これまでONERAやDLRをはじめとする研究機関と長らく成功裏に協力を続けてきたヨーロッパとの関係に、さらに新たなページを開くものだ<DEL cite=mailto:Airbus dateTime=2009-06-17T18:16>。</DEL>」と語った。

エアバスのクリスチャン・シェアラー戦略立案および新型航空機プログラム統括責任者は、「エアバスは日本においては現在21社以上の産業パートナーと協力しており、日本の航空宇宙技術が高品質で非常に優れた信頼性を持つことを認識している。我々は最先端を行く日本の研究機関とさらなる協力関係を構築していきたい。JAXAとの共同研究は研究開発に特化した新しい協力関係の第一歩となる。これを契機にこれまで築き上げてきた日本との協力関係も強化していく」と述べた。

JAXAは日本の研究開発機関として、宇宙探査、輸送、利用の各技術のみならず旅客機や超音速機といった航空機の基盤技術や運航安全技術などで革新的な進歩を達成している。本社は日本の東京。

エアバスは100座席から525座席以上を装備する最新旅客機を製造する航空機メーカー。フランス、ドイツ、英国、スペインに設計・製造センターを持つ他、日本、米国、中国、中東に現地法人を置く。本社は仏トゥールーズ。EADSが100%出資する。