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GP7200エンジン搭載のA380、外部騒音値が最も低い長距離機として認定

2007年 11月 26日 Press Release

エアバスは2007年11月、エンジン・アライアンス社製GP7200エンジン搭載のA380が、欧州航空安全局(EASA)と米連邦航空局(FAA)から外部騒音値が最も低い長距離機としての認定を受けたことを発表した。この外部騒音値の認定は、12月に予定しているGP7200を搭載するA380の型式証明取得に必要なプロセスの一つ。

今回、A380の外部騒音値の低さが認定されたことによって、A380は最も低騒音の長距離旅客機であることが実証された。すでに認定を受けているロールス・ロイス社製トレント900搭載のA380もGP7200エンジン装備のA380と同じ程度の低騒音値を誇る。A380が実現した17EPNデシベルは、騒音規制基準とされるICAOチャプター3よりさらに厳しい騒音基準であるチャプター4も満たしている。A380は現代の最も厳しい騒音規制だけでなく、将来の騒音基準にも対応した航空機である。

A380は離着陸時の騒音を競合機よりも約半分に削減し、最も騒音規制が厳しいとされるロンドン・ヒースロー空港のQC2(離陸時)とQC0.5(着陸時)の規制基準にも対応している。これにより、A380を運航する航空会社は夜間の飛行が可能になり運航柔軟性が増す。また、空港にとっては、周辺への騒音被害を削減しながらも、今後ますます増加する旅客需要に対応することができる。

騒音テストを含むGP7200搭載のA380の型式証明取得プログラムは、テスト機であるA380 MSN009によって実施されている。今年の5月には、スペイン南部のモロン・デ・ラ・フロンテラにある空軍基地で行われた一連の騒音テストで、欧州と米国の騒音規制当局の専門家立会いのもと、A380の低い騒音レベルが承認されている。

排気が少なく、騒音を削減、環境に配慮したA380は輸送における新たな業界標準を確立している。A380が乗客一人を100キロ運ぶのに必要な燃料は3リットル以下で比類ない燃費性能を持つ。

A380の客室は、全てのクラスの乗客により広いスペースと静かで快適な居住空間を提供する。最新技術を採用したA380は高い経済性と運航性能、優れた運航柔軟性を誇る。便数を増加させることなく、既存の大型機よりも40%以上の乗客を運ぶことができる。標準で3クラス制の525座席を装備。1座席あたりのコストは20%も低く、航続距離が1,000nm 以上長い。

エアバスは100座席から525座席以上を装備する最新旅客機を製造する航空機メーカー。フランス、ドイツ、英国、スペインに設計・製造センターを持つ他、日本、米国、中国に現地法人を置く。本社は仏トゥールーズ。EADSが100%出資する。