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GP7200搭載のA380、欧州航空安全局と米連邦航空局より型式証明を同時取得

2007年 12月 14日 Press Release

エアバスは14日、エンジン・アライアンス社製GP7200エンジンを搭載するA380が欧州航空安全局(EASA)と米連邦航空局(FAA)から型式証明を同時に取得したことを発表した。

ロールス・ロイス社製トレント900エンジンを搭載したA380は2006年12月、EASAとFAAから型式証明を同時取得している。

エンジン・アライアンス社製GP7200を装備したA380は2008年夏に、A380の最大顧客であるエミレーツ航空に引き渡される予定。同エンジンを搭載するA380はその後、エールフランス航空、大韓航空、ILFCに引き渡される。

マリオ・ハイネン上席副社長兼A380最高責任者は、「外部騒音値が最も低い長距離機としての認定を受けたことに続き、EASAとFAAからの型式証明取得によって、エンジン・アライアンス社製GP7200を搭載したA380は、もうひとつの重要な目標を達成したことになる。これによりGP7200を搭載したA380が来年にも就航できることが証明された」と述べた。

A380はEASAとFAAから課された厳しいテスト・プログラムを経て、その機体と機能性が実際に運航可能であることを実証し、型式証明を取得した。テストでは機体構造からシステムにいたるまで限界を超えて実験を行い、当局の基準を超える性能が証明されている。

GP7200を搭載したエアバスのテスト機であるA380 MSN009は、約800時間のテスト飛行のなかで、高高度テスト、高温および寒冷テスト、騒音テスト、燃費性能テストなどを実施した。一連の飛行テストでは燃費効率、航続距離における性能が設計段階での数値に合致したことも認定されている。A380は優れた燃費性能により、運航コストを削減し、排気も少なくした。環境に最も配慮した航空機としてA380は、他の大型機と比較してより静かで、ロンドン・ヒースロー空港の厳しい騒音規制に対応している。また、A380の客室は乗客に静かで快適な乗り心地を提供する。

ロールス・ロイス社製トレント900エンジンを搭載するA380は10月28日より、シンガポール航空によってシンガポール-シドニー路線で運航されており、これまで100%の定時出発率を保持している。現在A380は17社より193機の受注を獲得している。

エアバスは100座席から525座席以上を装備する最新旅客機を製造する航空機メーカー。フランス、ドイツ、英国、スペインに設計・製造センターを持つ他、日本、米国、中国に現地法人を置く。本社は仏トゥールーズ。EADSが100%出資する。