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「Fly Your Ideas」コンテストの最終ラウンド進出7チームが決定

2019年 04月 23日 Press Release

エアバスは、世界中の大学生を対象に航空宇宙の未来を描く斬新なアイディアを募集するコンテスト、「Fly Your Ideas 2019」の最終ラウンドに進出した7チームを発表しました。今年のコンテストの課題は電動化、データサービス、サイバーセキュリティ、IoT、AI、複合現実の分野です。学生チームは3ヶ月かけてエアバスの指導者や専門家らのサポートのもと、各アイディアを精査し、その中から7チームが最終ラウンドに選出されました。

エアバスのFly Your Ideasは、世界中の学生達にとって、将来の航空宇宙業界に貢献する画期的なアイディアを探求する機会となります。今回選出されたチームのアイディアには、「スマート車椅子」や「ソーラー風車」といった今後注目が予測されるトピックが幅広く取り上げられています。

7チームの学生達の国籍は11カ国(アルゼンチン、ドイツ、ギリシャ、インド、インドネシア、イタリア、日本、モルダビア、オランダ、ノルウェー、英国)で、8大学に在籍しています。専攻は工学からIT、自然科学、ファイナンスと多岐にわたります。

チームは6月に仏トゥールーズのエアバス施設に行き、そこで最先端の機器を活用し、それぞれのアイディアを発展させていきます。最終プレゼンテーションは6月27日に開催され、7チームは賞金合計45,000ユーロ獲得を目指し、エアバスの専門家や航空宇宙分野の専門家らの前でアイディアの発表を行います。

最終ラウンド進出の7チーム

AirFishチーム:英国 ケンブリッジ大学

衛星画像や映像技術を活用した海洋監視システムを提案。違法漁業に対する政府の取締りを助け、絶滅危惧種の混獲を削減。その結果、海洋環境へのダメージを全体的に減らすことが可能。プロジェクトの目的は養殖業の効率性を改善し、より適切な食糧生産、開放水域での漁獲の削減、環境への影響を抑えること。

AIQinspectチーム:ドイツ ザールラント大学

AIを活用することによって、リベット検査における人間の運用を手助けするアイディアを提案。画像と物理的パラメーターをベースに品質を予測しながら、リアルタイムでリベット作業を実施します。その結果に関する情報は拡張現実によって運用者に通知。

ZeroHeroesチーム:オランダ デルフト工科大学

航空機における従来の有線システムのかわりにワイヤレスシステムを適用するアイディアを提案。安全および規制面で課題となっているバッテリー統合を取り除き、航空機におけるIoTの主要限界を解決する。さらに、燃費、機体重量も削減し、航空機の改修や整備のニーズの簡素化が可能。

Ospreyチーム:英国 ストラスクライド大学

電気モーターの従来の冷却方法のかわりに、ウォーター・ジャケットまたはモーターのボディに統合した冷却システムによる冷却方法を提案。大都市における将来の空の移動(Urban Air Mobility)やハイブリッド電気航空機に活用できる大規模な効果的モーターを提供することが可能。

Serenチーム:英国 ケンブリッジ大学

トラップした高エネルギー粒子を活用する、宇宙船用の革新的な発電方法を提案。二つの同心アルミ球体を使い、惑星磁場によってトラップした太陽風からエネルギー電子の流れが集められ、発電に利用することが可能。太陽光からの電流密度が低い深宇宙においてエネルギーを備蓄、発生させることを目指す。

Move-ezチーム:イタリア ミラノ工科大学

IoT技術を用い、身体の不自由な乗客の空の旅を革新するアイディアを提案。取り外し可能な座席をスマートな電気車椅子に改造。乗客はチェックイン時から到着まで車椅子の使用ができる。スマートフォンから専用アプリで完全管理が可能。

V.A.C.Aチーム:アルゼンチン 国立ラプラタ大学

農業に適用した地球観測、気象、IoTデータをベースにした牧畜業者のための統合サービスを提案。牧草地の品質および量、牧場にいる家畜の数、畜牛の健康状態について牧畜業者へ情報を提供することが可能。

チームは、#flyyourideasを使用し、それぞれのプロジェクトの最新情報や画像、スケッチなどをアイディアコンテストのウェブサイト www.airbus-fyi.comのソーシャルウォールで共有します。

 

受注・引き渡し

Airbus July 2018
総受注数 18455
総納入数 11304
運航機数 10288