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エアバス、EADSの軍用機部門を「エアバス・ミリタリー」に統合

2009年 04月 15日 Headline news

エアバスは4月15日、EADSの軍用輸送機部門であるMTADをエアバスの一部門に統合することを発表した。統合した軍用機部門は「エアバス・ミリタリー」としてエアバス管理の下ですべての軍用機関連の業務を執り行う。これにより、5,000人を超える従業員が新たにエアバスチームの一員として加わった。この統合計画は2008年12月にEADSの取締役会で決定された。この統合記念式典が15日、スペインのセビリャで開催された。

スペインを拠点とするエアバス・ミリタリーはこれまでEADSが管理していた軍用輸送機関連の業務をすべて引き継ぐ。小型の軍用輸送機CN-235やC-295から、エアバスA330旅客機をもとに開発された多目的タンカー/輸送機(MRTT)やA400M軍用輸送機、さらにはエアバスの旅客機をベースとした軍用機の開発も担当する。顧客へのサポート、サービスについては今後もエアバス・ミリタリーが行う。

エアバス・ミリタリーはエアバスの一部門としてその利益、損益について責任を負う。業務は軍用機や軍用システムの開発から、製造、マーケティング、セールスまで幅広く受け持つ。

この統合によって、軍用機プロブラムを再編し、より効率的な管理体制を敷き、明確で統一された指揮系統を確立する。A400Mプログラムはエアバス・ミリタリーのトップに新たに任命されたドミンゴ・ウレニャが指揮を取り、開発を促進する。

この部門統合の重要な利点の一つとして挙げられるのは、製造とエンジニアリングにおけるリソースの配分を効率的に実施することができる点である。旅客機と軍用機の両方の開発・製造を管理することによって今後さらなる利点が生まれ、エアバス・ミリタリー部門の能力を飛躍的に高めていくことができる。

エアバスは100座席から525座席以上を装備する最新旅客機を製造する航空機メーカー。フランス、ドイツ、英国、スペインに設計・製造センターを持つ他、日本、米国、中国、中東に現地法人を置く。本社は仏トゥールーズ。EADSが100%出資する。