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マリオ・ハイネンがCOE担当上席副社長に就任

2008年 07月 10日 Headline news

欧州を代表する航空機メーカー、エアバス(本社:仏トゥールーズ、社長兼CEO:トム・エンダース)は10日(フランス時間)、これまでA380プログラムの最高責任者を務めてきたマリオ・ハイネン(52歳)が、胴体と客室を管理する「センター・オブ・エクセレンス(COE)」担当上席副社長に就任したことを発表した。COEは、国ベースではなく多国籍組織として全世界の工場を運営し、航空機のパーツ別に管理を行うもの。COEは4つのラインで構成され、1)胴体と客室の他、2)主翼とパイロン、3)後部胴体と尾翼、4)エアロストラクチャーがある。a 

これまで胴体と客室のCOE担当であったルディガー・フックスは退職する。マリオ・ハイネンは過去2年間にわたりA380プログラムの最高責任者を務めた他、エアバスの航空機引き渡しセンターやA320プログラムの最高責任者なども経験し、COEを担当する十分な実績をもつ。COEはエアバスの民間旅客機の全機種を対象とするだけではなく、軍用分野のA400MやMRTTなども含まれる。ハイネンがA380で培った実績はA400MやMRTTでも有効活用されるであろう。

新たにA380プログラム最高責任者に就任するのはアラン・フローレンス(51歳)。フローレンスは2006年9月以降、A320プログラム担当上席副社長を務めている。また、A320プログラムを担当する前は、当時6つのラインで構成されていたCOEを欧州全体の工場で統括していた。1997年、当時「フューチャー・ラージ・エアクラフト(FLA)」と呼ばれていたA400Mプログラムを担当し、1999年にはこのプログラムを統括するエアバス・ミリタリーの社長に就任。フローレンスは1990年、当時のアエロスパシアル(現EADS)に入社、製造部門で活躍してきた。

アラン・フローレンスが従事してきたA320プログラム最高責任者を引き継ぐのはダニエル・バウビル(52歳)。バウビルは2007年4月以降、調達担当最高責任者代理兼上席副社長を務めていた。エアバスを始め、EADSや旧アエロスパシアルで調達部門や営業部門などに携わってきた。特にサプライチェーンにおける経験や実績が、今後生産レートが上昇していくA320プログラムで有効活用されるであろう。 

エアバスは100座席から525座席以上を装備する最新旅客機を製造する航空機メーカー。フランス、ドイツ、英国、スペインに設計・製造センターを持つ他、日本、米国、中国に現地法人を置く。本社は仏トゥールーズ。EADSが100%出資する。