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エアバス、カンタス航空にA380を引き渡し

2008年 09月 19日 Headline news

エアバスは9月19日、オーストラリアの大手航空会社であるカンタス航空にA380を引き渡した。カンタス航空は合計で20機のA380を発注しており、今回引き渡されたA380は同社の第1号機。ロールス・ロイス社製エンジンを搭載する。A380は仏トゥールーズで開催された記念式典で、エアバスのトム・エンダース社長兼最高経営責任者(CEO)とジョン・リーヒー顧客担当最高業務責任者(COO)から、カンタス航空のジェフ・ディクソンCEOとアラン・ジョイス次期CEOに引き渡された。

カンタス航空A380の客室デザインは国際的に知名度の高いマーク・ニューソンが手がけた。A380は標準で3クラス制の525座席を装備するが、カンタス航空のA380は客室にさらなるゆとりを持たせ450座席を装備する(ファースト14席、ビジネス72席、プレミアム・エコノミー32席、エコノミー332席)。

カンタス航空はA380の発注契約を最初に交した航空会社。同社は2000年11月に12機のA380を発注し、初めてエアバスの顧客となった。その後20機に増加させ、A380を発注する顧客の中で2番目に発注数の多い航空会社となった。

カンタス航空のA380は4基のロールス・ロイス社製トレント900エンジンを搭載し、推力はそれぞれ72,000ポンド。燃費効率に優れ、乗客一人を100キロ運ぶのに必要な燃料は3リットル以下である。

最新技術を採用したA380は高い経済性と運航柔軟性を誇り、既存の大型機と比較して1座席あたりのコストが20%も低く、15,000キロ以上の航続距離を持つ。

カンタス航空のA380はシンガポールに寄航した後9月21日にシドニーに到着した。同社は10月20日からメルボルン‐ロサンゼルス線でA380の定期運航を開始する。また、10月24日からシドニー‐ロサンゼルス線に、その後シンガポールとロンドン線に就航させる予定。現在カンタスグループは子会社の低コスト航空会社であるジェット・スターが保有する航空機を合わせて合計で110機のエアバス機を発注している。

エアバスは100座席から525座席以上を装備する最新旅客機を製造する航空機メーカー。フランス、ドイツ、英国、スペインに設計・製造センターを持つ他、日本、米国、中国に現地法人を置く。本社は仏トゥールーズ。EADSが100%出資する。