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エアバス、A380の量産計画を修正

2008年 05月 13日 Headline news

エアバスは13日、大型機A380の量産計画を再調整し、引き渡し計画を修正する発表を行った。

2006年夏に発表された計画は順調に進行しており、4機のA380がこれまでに引き渡された。この4機はすでに航空会社の長距離路線に就航中。さらに現在、17機のA380が生産中で、配線作業やシステム・テストを行っている。2008年度中に引き渡しを予定されているA380はすでに飛行済み。 

しかしながら、量産計画の見直しを行った結果、2006年に計画された急激な量産化は達成不可能となったことが確認された。現在は量産前の「ウェーブ 1」と呼ばれる段階で、量産移行後を「ウェーブ2」と呼ぶ。ウェーブ 1で必要とされた時間や作業量が予想以上であったことにより、新しい設計・製造プロセスを採用するウェーブ2への移行に若干の遅れが生じた。

この結果、エアバスでは2008年度に予定していたA380の引き渡し機数13機を12機に、また2009年に予定していた25機を21機に修正することとした。2010年度以降の引き渡し機数については、今後数週間のうちに顧客との話し合いをもって決められる。

今回の量産計画修正において、現時点で補償問題は発生していないが、製造コストの増加は今後の製造・引き渡し状況による。これも顧客との話し合いに左右されるが、2010年以降の量産体制の状況によって変わってくるであろう。 

エアバスは100座席から525座席以上を装備する最新旅客機を製造する航空機メーカー。フランス、ドイツ、英国、スペインに設計・製造センターを持つ他、日本、米国、中国に現地法人を置く。本社は仏トゥールーズ。EADSが100%出資する。