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A350XWBプログラムに中国航空機産業が参画

2007年 11月 28日 Press Release

エアバスはこのほど、中国の航空機産業がA350XWBの機体の5%を供給する覚書を中国国家発展改革委員会(NDRC)と締結したことを発表した。

この契約は中国の人民大会堂で、中国の胡錦濤国家主席と仏ニコラ・サルコジ大統領の出席のもと、NDRCの陳徳銘副主任とエアバスのファブリス・ブレジエ最高業務責任者(COO)との間で交わされた。

A350XWBプログラムを通じ産業協力を強化する目的であるこの契約によって、NDRCとエアバスは中国の航空機産業とA350XWBの開発および製造においてより緊密な協力関係を築いていく。

エアバスはA350XWBの機体の5%を中国で製造する意向を表明した。A350XWBプロジェクトにおいて、精力的に中国の企業の参画を促し、これまでの協力関係を発展させ、さらに将来の新型航空機プログラムにおける協力関係構築へ体制を整える。

A350XWBにおける中国航空産業界とのパートナーシップ確立は中国との協力関係を構築する上で重要な条件である。

また、エアバスは中国航空工業第二集団(AVIC Ⅱ)と、A350XWBの生産を支援する新しい体制構築を推進する合意書を交わした合意内容では、エアバスとAVIC Ⅱの子会社が共同で中国の哈爾浜に製造工場を設立し、A350XWBの複合材部品を製造する。この製造工場は2009年の第1四半期に設立される予定。工場の生産規模はA350XWBの作業分担に応じているが、将来的に拡大する可能性がある。

エアバスは中国との長期的な戦略的パートナーシップを推進している。すでに中国の6社の製造会社が主翼部品、非常口ドア、整備品の供給を行っている。2005年7月には北京にエアバスのエンジニアリング・センターを開設した。さらに2006年6月、エアバスは天津港保税区(TJFTZ)、中国航空工業第一集団(AVIC Ⅰ)、中国航空工業第二集団(AVIC Ⅱ)の3団体で構成される連合と共同で合弁会社を立ち上げ、中国にA320ファミリーの最終組立工場を建設する契約を締結した。現在、このA320ファミリー最終組立工場の建設は順調に進捗している。エアバスと中国航空機産業との協力によって2010年には年間で約2億ドル、2015年には約4億5,000万ドルに相当する利益が生まれる見込み。

エアバスはまた、中国航空機材輸出入集団公司(CASGC)と契約を交わし、合計150機のエアバス機を受注した。その内訳は110機のA320と40機のA330。また、中国南方航空が10機のA330-200を発注した。

エアバスは100座席から525座席以上を装備する最新旅客機を製造する航空機メーカー。フランス、ドイツ、英国、スペインに設計・製造センターを持つ他、日本、米国、中国に現地法人を置く。本社は仏トゥールーズ。EADSが100%出資する。