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A350向けトレントXWBエンジンの飛行テストを実施

2012年 02月 18日 Press Release

エアバスはA350 XWB向け新型エンジンであるロールス・ロイス製トレントXWBエンジンの初飛行テストを実施し成功裏に終えたことを発表した。トレントXWBエンジンは4発装備のA380テスト機のトレント900エンジンのうち一つを取り換えて装備された。トゥールーズのエアバス施設を離陸して5時間以上飛行し、幅広い出力変化を行い高度43,000フィート(13,110メートル)まで上昇した。飛行テストの間、低速からマッハ0.9の速度まで航空機の操縦性能が評価された。エンジンは問題なく動作し、次世代の優れた燃費性能と低騒音を実証した。

A380左翼の内側エンジンのパイロンに装備されたトレントXWBのテストエンジンには、特別に様々な要素を測定するためのテスト・センサーが取り付けられた。

A350 XWBの初飛行の約1年前から開始されるこのエンジン飛行テストプログラムは約175時間かけて行われる。これはこれまでのプログラムにおけるテスト時間の約3倍の時間である。プログラムはおよそ7ヶ月間で終了し、高温や低温状況での飛行テストも含まれる。また、最新ナセルやスラスト・リバーサー(逆推力装置)システムのテストも行われる。

エンジン飛行テストの目的は、エンジン性能およびそれに関連するシステム全体の有効性を確認すること。これにより就航前のA350 XWBプログラム開発の成熟度を高めていく。一連の飛行テストの結果は今夏ごろに出る予定。

A350 XWBは最新の中型長距離ワイドボディ機。標準で3クラス制の270席から350席を装備する3機種で構成され、最大15,750キロの航続距離を持つ。