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A350 XWB最終組立工場オープン

2012年 10月 23日 Press Release

エアバスは次世代の中型旅客機A350 XWBの最終組立工場が正式にオープンしたことを発表した。同地でオープニング・セレモニーが開催され、フランスのジャンマルク・エロー首相やエアバスのファブリス・ブレジエ社長兼CEOをはじめ、欧州政府代表、航空会社、サプライヤ、エアバス従業員1,000人以上などが出席した。

この最終組立工場は7万4,000平方メートルの大きさで、2018年までに月産で最大10機の体制となる。同工場に作業する従業員は約1,500人になる見込み。

A350 XWB最終組立工場はエアバスを設立した立役者のひとりで航空業界のパイオニアであるロジェ・ベテイユの名前が冠された。現在工場内では地上テスト用のA350 XWBと、試験飛行に利用されるA350 XWBの1号機(MSN1)の組立が進められている。

地上テスト用のA350 XWBは胴体、主翼、尾翼等がすでに接続され、ほとんど完成した状態にある。同機は地上テスト用の格納庫に移送され、2013年春からテストを開始する予定。いっぽう、試験飛行用のA350 XWB(MSN1)は胴体部の接続が終了。11月初旬に主翼および尾翼が接続される。

A350 XWB最終組立工場の広さはテニスコート300面分にもおよび、天井には2万2,000平方メートルものソーラー・パネルが取り付けられている。これにより同工場が必要とするエネルギーの半分以上を作り出す。

A350 XWBはエアバスの最新中型ワイドボディ機ファミリー。最新の空力性能、設計、最先端技術を採用し、同サイズの既存機よりも燃料効率と運用コストを最大で25%削減する。重量を軽減させた機体の70%以上に複合材(53%)、チタン、アルミ合金を組み合わせた最先端素材を使用している。胴体は炭素繊維強化プラスチック(CFRP)製で燃料消費を削減し、さらにメンテナンスも簡便化させた。

A350 XWBファミリーは3機種で構成される。長距離路線を飛行することができ、航続距離は最大15,580キロ/8,500海里。その一つであるA350-800は標準の3クラスの客席仕様で270座席を装備する。A350-900も同じく3クラスで314座席装備、3つ目のA350-1000は350座席を装備する。