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A350 XWB、路線実証飛行ツアーを開始

世界の14都市に飛行

2014年 07月 24日 Press Release

エアバスはA350-900が型式証明取得に向けた最終段階となる路線実証飛行テストを開始したことを発表した。路線実証飛行テストは、航空会社による実際の商業飛行に向けたA350 XWBの運用性を実証するためのもの。高高度での飛行性能や自動着陸テスト、空港でのターンアラウンド、ハンドリングサービスなどをチェックする。乗客を乗せて飛行するテストも予定している。今回のA350 XWB路線実証飛行ツアーでは、世界の主要14空港へ飛来し、北極を通過する路線での飛行も実施する。

A350 MSN5によって実施されるこの飛行ツアーは、型式証明取得に向けた路線実証飛行テストの一環。MSN5は5機あるA350 XWBテスト機のうちの1機で、客室を装備している(ビジネス・クラスが42機、エコノミー・クラスが223機)。A350 XWBの飛行テストでは、エアバスのフライトクルーと欧州航空安全庁(EASA)のパイロットが同乗する。

今回の飛行テストは今年第3四半期に予定している型式証明取得に必要な最後の試験のひとつ。カタール航空への初号機の引き渡しは今年末を予定している。

飛行ツアーは3週間にわたり実施される。すべて仏トゥールーズから出発し、4回に分けて14都市に飛来する。1回目の飛行では、北極を通過してカナダとフランクフルトに飛行。2回目はアジアの香港、シンガポールに飛来する。3回目は、ヨハネスブルグ、シドニーに飛行し、シドニーからオークランド、サンティアゴ、サンパウロへ、それからトゥールーズに戻る。4回目の最終ツアーでは、トゥールーズからドーハ、パース、ドーハに戻り、そこからさらにモスクワ、ヘルシンキに飛び、トゥールーズに戻る。

現在、5機のテスト機が飛行テストプログラムに参加しており、すでに540回以上の飛行で飛行時間2,250時間に達している。

3機種で構成されるA350 XWBファミリーは276席から369席を装備する最新鋭の長距離用中型航空機。胴体幅が広く、エコノミー・クラスで18インチの幅広い座席を備え、長距離を飛行する乗客にも快適な乗り心地を提供する。また、燃費を25%削減。多くの革新技術を取り入れ、乗客の快適性、運航効率性、コスト効率性における新基準を築いた。2014年6月末時点で、世界中の38社から742機の受注を獲得している。