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エア・カリブが欧州の航空会社として初めてA350-1000を発注

2008年 09月 15日 Headline news

カリブ海フランス領の航空会社であるエア・カリブがA350-1000を3機発注する覚書を締結した。これにより、同社はA350 XWBを構成する3機種の中で最大のA350-1000を発注した初めての欧州の航空会社となった。

 今回発注されたA350-1000はエア・カリブのパリとグアドループ、マルティニクを結ぶ路線に就航する。その後パリとフランス領ギアナを結ぶ路線でも運航される予定。3クラス制で440座席を装備する。

 エア・カリブは現在、機齢の若い長距離用A330-200を2機とA330-300を1機運航させている。また、3機のA330-300を発注している。同社は需要の高い長距離路線の拡充を図っており、A350-1000は同社の主力機材として活躍するであろう。

 エア・カリブはハブ空港であるパリから1週間に約20便を運航している。グアドループおよびマルティニク路線で運航し、さらにセントルシア、サンマルタン、サンバルテルミ、ドミニカ共和国、コスタリカ、パナマなどカリブ海諸島内で路線ネットワークを展開する。エア・カリブは全クラスの乗客に個別のテレビスクリーンとオンデマンドのビデオシステムを提供し、快適な空の旅を約束する。

 A350 XWBは中型の長距離ワイドボディ機マーケットに対するエアバスの解答である。最大で15,400キロの航続距離を持つA350 XWBは3機種で構成される。その一つであるA350-800は3クラスの客席仕様で270座席を装備する。2つ目のA350-900も同じく3クラスで314座席装備。3つ目のA350-1000は350座席を装備する。

 胴体がこれまでのエアバス機よりも大きくなり機内空間が広がったことで乗客への快適性が向上。また、1座席あたりの運航コストを削減している。最大92,000ポンドの推力を誇るロールス・ロイス社製トレントXWBエンジンを搭載するA350 XWBは、燃料費の高騰、高品質を求める乗客の期待、環境問題に対応する。

 エアバスは100座席から525座席以上を装備する最新旅客機を製造する航空機メーカー。フランス、ドイツ、英国、スペインに設計・製造センターを持つ他、日本、米国、中国に現地法人を置く。本社は仏トゥールーズ。EADSが100%出資する。