プレスリリース

プレスリリース詳細

A330P2F貨物機転用プログラムでSTエアロスペースとEADS EFWと覚書を締結

2012年 02月 15日 Press Release

エアバスはA330P2F(Passenger-to-Freighter)貨物機転用プログラム開発を目的としたパートナーシップの覚書(MoU)をSTエアロスペースおよびEADS EFWと締結したことを発表した。これによりプロジェクトの概要作りとA330P2Fに対する顧客提案(Authorisation To Offer)を開始する。

A330P2Fプロジェクトでは、エアバスとEADS EFWの協力のもと、STエアロスペースが開発の指揮を取り、製造段階においてはエアバスとEADS EFWが同プログラムを監督する。改修作業の大部分は独ドレスデンの施設で行われる予定。また、今回の覚書ではSTエアロスペースが世界中の整備、修理、オーバーホール作業を行うが欧州ではEADS EFWがその作業を行う。プロジェクトは数週間後に最終的な契約が交わされ、当局からの認可も取得する。

A330P2FプログラムにはA330-200P2Fとそれよりも大型のA330-300P2Fの2機種がある。大型のA330-300P2Fは低密度で容積の大きい貨物を扱うインテグレーターや急行便の定期運送会社に特に適した機材である。一方、A330-200P2Fは高密度の貨物輸送に適し、より長い航続距離能力を持つ。A330-300P2F貨物転用型の初号機は2016年の就航を目指す。

エアバスの最新航空機市場予測によると、今後20年間で世界でおよそ2,700機の貨物機が必要となり、そのおよそ半分が中型の貨物機となる見通し。そのうち900機が旅客機から貨物機への改修型となる。この需要に対応するA330-200P2FとA330-300P2Fは環境に優しく、最新技術を装備した貨物機への改修が容易である。A330P2F貨物転用型は現在運航されている貨物専用機A330-200Fを補いながらA330ファミリー全体の残余価値を高めるだろう。

A330ファミリーは200席から400席を装備する世界中で数多く運航されている広胴型機。派生機に貨物専用機、VIP用、軍用輸送機/タンカーがあり、現在1,200機近い受注を獲得している。A330は90社以上によって830機以上が運航されている。