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シンガポール航空にA330の初号機を引き渡し

2009年 01月 21日 Headline news

エアバスは1月21日、シンガポール航空にA330-300の初号機を引き渡したことを発表した。このA330-300はシンガポール航空がダブリンを拠点とするリース会社のAWASとリース契約を結び導入された。同社がA330-300を運航するのはこれが初めて。仏トゥールーズで引き渡し記念式典が行われ、シンガポール航空のマック・スゥィー・ワー オペレーション兼サービス担当エグゼクティブ・バイス・プレジデントとAWASのフランク・プレイ社長兼最高経営責任者(CEO)、エアバスのトム・エンダース社長兼CEOらが出席した。

ロールス・ロイス社製トレント700エンジンを搭載するこのA330は、地域路線と中距離路線用でシンガポールと日本、オーストラリアを結ぶ路線に就航する予定。客室は2クラス制で285座席を装備し、ビジネス・クラスが30席、エコノミー・クラスが255席。

このA330はシンガポール航空が保有する総2階建てA380や超長距離用A340-500の航空機群に加わる。また、シンガポール航空は将来的な中型ワイドボディ機の需要に対応するため、エアバスの最新型A350を選定している。合計で20機のA350を発注しており、同機は2013年に引き渡しが開始される。

シンガポール航空のマック・スゥィー・ワーオペレーション兼サービス担当エグゼクティブ・バイス・プレジデントは、「我々は現在、航空機群の刷新を進めており、さらに今後もA330を増やしていく。A330は、A350などの次世代ワイドボディ機を受領するまで、地域路線および中距離路線用機材を補完する」と述べた。さらに、「A330を導入することで地域路線および中距離路線における乗客に対するサービスを広げることができる。今後も引き続き、我々は路線に応じたニーズを的確に捉え、乗客へ革新的なサービスを提供していく」と加えた。

AWASのフランク・プレイ社長兼最高経営責任者(CEO)は、「今回引き渡されたA330は我々がシンガポール航空とリース契約を交わしている6機のうちの第1号機である。我々は今後も保有する製品群の幅を広げ、航空会社に多くの選択肢を提供していきたい。今回、国際的に知名度の高いシンガポール航空が我々の顧客となったことをうれしく思う」と語った。

エアバスのトム・エンダース社長兼CEOは次のように述べた。「この引き渡しによってシンガポール航空との関係がさらに強まった。効率のよいA330は乗客から高い評価を受けており、運航コストも低い。また、シンガポール航空がすでに運航しているA380とA340と高い共通性を持つため、多大な利点を提供することができるだろう」「また、今回の引き渡しによって我々とAWASとの協力関係も深まった。AWASがA330を保有するのは、同機を投資価値のある高い収益性を持ち、残余価値の高い製品として認識していることの裏付けであろう」と付け加えた。

エンジンを2基搭載するA330は多くの顧客を持つワイドボディ機である。これまでにA330ファミリーは1,000機以上の受注を獲得。550機以上が引き渡され、世界中の70社以上によって運航されている。

エアバスは100座席から525座席以上を装備する最新旅客機を製造する航空機メーカー。フランス、ドイツ、英国、スペインに設計・製造センターを持つ他、日本、米国、中国、中東に現地法人を置く。本社は仏トゥールーズ。EADSが100%出資する。