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エアバスの新型貨物専用機A330-200Fが初飛行

2009年 11月 05日 Press Release

エアバスの新型貨物機A330-200Fが11月5日、仏トゥールーズにて初飛行を行った。飛行時間は4時間であった。今後型式証明取得に向けて180時間に及ぶ飛行テストを開始する。さらに2010年夏にはローンチカスタマーのエティハド・クリスタル・カーゴへの初号機引き渡しを行う予定。

この新型貨物機A330-200Fは優れた航続距離と有償搭載量を提供しながら、競合機と比べて運用コストを大幅に抑えている。これまでに9社から67機の確定受注を獲得。さらに10社から発注の意向を表明されており、すでに世界中から多くの支持を得ている。最近も2機のA330-200Fを発注する覚書が交わされた。

エアバスは今後20年で3,400機以上の貨物機の需要があり、年間5.2%の成長率を予測している。また、約1,600機の中型貨物機の需要が見込まれ、A330-200Fが今後航空貨物市場において重要な役割を担うであろう。

当初の予定より高い積載能力を持つA330-200Fは、仕様を変更することによって64トンの有償荷重で7,400キロ、69トンで5,930キロをノンストップで飛行可能。この航続距離とペイロードを活用することで運航会社は既存路線におけるサービスを拡充、あるいは新路線の開拓を促進するなどビジネスを発展させることができる。A330-200Fはメインデッキに汎用性の高い貨物搭載システムを導入し、様々な大きさのパレットやコンテナを収納することができ各種路線に対応するなど利便性が高い。また、同クラスの貨物機の中で30%以上も高い輸送能力を持つ。

A330-200旅客機と比べ、貨物専用機であるA330-200Fは最大無燃料重量(MZFW)を8トン増やし、重量密度を1立方フィート当たり10ポンド増加させている。また、胴体および床下の梁も補強した。

A330-200FはA330ファミリーの派生機である。A330ファミリーはすでに1,000機以上の受注を獲得し、約625機が運航され市場で高い支持を得ている旅客機である。

エアバスは100座席から525座席以上を装備する最新旅客機を製造する航空機メーカー。フランス、ドイツ、英国、スペインに設計・製造センターを持つ他、日本、米国、中国、中東に現地法人を置く。本社は仏トゥールーズ。EADSが100%出資する。