プレスリリース

プレスリリース詳細

A320neo向けエンジン、PW1100Gのテストエンジンが完成

2012年 10月 26日 Press Release

エアバスはA320neo向けエンジンであるプラット・アンド・ホイットニー社製「PurePower PW1100G-JM」の初のテストエンジンが完成したことを発表した。これにより、米フロリダのプラット・アンド・ホイットニーの施設でテストが開始される。

「PurePower PW1100G-JM」エンジンはファンに最先端のギアシステムを採用している。プラット・アンド・ホイットニーのコンセプト段階において2008年にエアバスA340テスト機に換装され、承認を受けた。最先端のギアシステムによってファンが低圧コンプレッサーとタービンとは異なるスピードで駆動する。最先端ギアシステムと最新のコア部分を組み合わせた結果、高い燃費効率と環境性能をもたらすことができる。

A320neoは2種類のエンジンを選択することができる。その1つがプラット・アンド・ホイットニー社製「PurePower PW1100G-JM」で、もう1つがCFMインターナショナル社製「LEAP-1A」エンジン。それぞれ最適なファンのサイズと最新コア部分を採用している。これら最新エンジンに加えて、エアバスの大型ウイングチップであるシャークレットを取り付けることによって将来的に最もコスト効率の高い単通路型機として市場を牽引する競争力を提供する。

A320neoはA320ファミリーに環境効率の高い新型エンジンを搭載するオプションで、2015年に就航する予定。シャークレットを取り付けることで最大15%の大幅な燃料節減が可能。A320ファミリーと機体の95%以上が共通化されている上、航続距離を最大で950キロ延長、もしくは有償搭載量(ペイロード)を2トン増やすことができる。年間で1機あたり3,600トンのCO2排出を削減する(中型車1,000台が排出する量に相当)。さらにNOxの排出量はCAEP/6の基準を50%下回り、騒音も大幅に削減する。

A320neoはこれまでに30社から約1,500機の受注を獲得し、2015年のローンチ以来最も早いスピードで多くの受注を獲得した航空機である。A320ファミリー全体ではこれまでに8,600機以上の受注を獲得、約5,300機を引き渡している。