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シャークレット装備のA320、EASAより認可取得

2012年 12月 03日 Press Release

エアバスはCFMエンジンを搭載したA320ファミリーのシャークレット装備に対する認可を欧州航空安全庁(EASA)より取得したことを発表した。米連邦航空局(FAA)による認可も近く取得する予定。

エアバスのトム・ウィリアムス航空機プログラム担当上席副社長は、「エアバスのシャークレットは燃費を約4%削減し、航空会社に多大な利点をもたらすことのできる装備である。これにより1機当たり年間CO2排出量が約1,000トン削減されることになる。これは約200台の車によって排出されるCO2の量に相当する」と述べた。

一連の飛行テストのため、シャークレットを装備したA320ファミリーはCFM56エンジンおよびV2500エンジン搭載機それぞれが飛行テストを行っている。飛行テストは合計で9~10ヶ月かけて約600時間実施する。A320ファミリーその他の機種とエンジンについても今後認可を取得する予定。シャークレットを装備したA320初号機は2012年末までにエアアジアに引き渡される。

シャークレット装備のA320ファミリーに対する高い需要に対応するため、全てのエアバス単通路型最終組立工場でシャークレット装備の製造作業に注力する。単通路型機の最終組立工場は、仏トゥールーズ、独ハンブルク、中国の天津にあり、今後米アラバマ州にも建設される予定。

既存のウイングチップ・フェンスの代替となるシャークレットは長さが約2.4メートル。空力性能を向上させることによって燃料消費と排気を削減する。燃料コストを節減できるだけでなく、航続距離を約100海里(約185キロ)延ばし、ペイロードを最大450キログラム増加させる。シャークレットはA320ファミリーの新造機にオプションとして提供され、A320neoファミリーでは標準装備となる。

A318、A319、A320、A321で構成されるA320ファミリーは、単通路型機のベストセラー機。合計受注数は8,600機を超え、現在、350社以上に5,300機以上を引き渡している。高い信頼性を持ち運航寿命が延長され、単通路型機で最も低い運航コストを提供する。