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米国にA320ファミリーの最終組立工場を建設

2012年 07月 02日 Press Release

エアバスは米国アラバマ州モビールにエアバスの単通路型A320ファミリーの最終組立工場を建設することを発表した。エアバスが米国に最終組立工場を建設するのは初めて。エアバスは、雇用を創出し、航空宇宙産業の拡大につながる最終組立工場を建設することによって、米国およびその他地域の高まる顧客ニーズに対応し、世界的な競争力を強化していく。

 

米アラバマ州モビールのブルックリー・エアロプレックスに建設されるこのエアバスの施設では、A319A320A321の最終組立を行い、顧客へ引き渡しをする。最終組立工場の建設は2013年の夏に開始される予定。最終組立は2015年に始まり、初号機の引き渡しが2016年に行われる予定。エアバスは2018年までに年間40機から50機の生産を目指す。

 

エアバスのファブリス・ブレジエ社長兼最高経営責任者(CEO)は、「エアバスにとって今が米国においてビジネスを拡大させる最適な時といえるだろう。米国は単通路型機の世界最大の市場であり、今後20年間で4,600機の需要があるとされている。米国に最終組立工場を建設することで我々は顧客のより身近でそのニーズに対応することができる。モビールの工場は、ハンブルクやトゥールーズ、天津と同様に、エアバスの世界的な生産ネットワークの一部として、成功を収めるだろう」と述べた。

 

アラバマ州のロバート・ベントレー知事は、「エアバス機が空に飛び立つ時、我々の誇りと技術も共に舞い上がるだろう。このたび、成功に導く手助けをしてくれた多くの人々に感謝の意を表する」と述べた。さらに、「このプロジェクによって、この地域の人々が必要とし、それに見合った価値のある安定した1,000もの雇用が創出される。アラバマ州には米国のどこよりも優れた労働力がある。エアバスも我々が産業の拡大可能性を持つ州として認め、大規模な投資を行う。今後このアラバマ州で、エアバスとその親会社のEADSと素晴しい関係を築いていけることを嬉しく思う」と付け加えた。

 

エアバスはすでにアラバマ州および米国中に数多くの関連施設を設置している。アラバマ州モビールのブルックリー・エアロプレックスにエンジニアリング・センターを置き、200人以上ものエンジニアおよびサポート従業員を擁している。また、米国沿岸警備隊のため、エアバス・ミリタリーの顧客サポート・サービス・センターも設置されている。さらにカンザス州ウィチタにもエンジニアリング・センターが、バージニア州アッシュバーンには補修部品センター、フロリダ州マイアミに訓練センター、ワシントンDCには政府関係の調整を行う連絡オフィスが置かれている。

 

また、最先端の航空交通管理(ATM)に関する製品およびサービスを提供する子会社のメトロン・アビエーションがバージニア州のダラスを拠点としている。エアバスの米国拠点となるエアバス・アメリカはバージニア州ハーンドンにある。エアバスの米国における関連施設をすべて合わせると従業員数は1,000人以上にのぼる。