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エアバス、A320にブレンデッド・ウィングレットを装備し飛行試験実施

2008年 12月 17日 Headline news

欧州を代表する航空機メーカー、エアバス(本社:仏トゥールーズ、社長兼CEO:トム・エンダース)はこのほどA320にブレンデッド・ウィングレットを装備して飛行試験を開始した。このブレンデッド・ウィングレットはアビエーション・パートナーズ(API)が開発し、A320ファミリーでの試験用に特別に造られている。

A320による飛行試験とその評価を行うことによって、このブレンデッド・ウィングレットを装備した際のエアバス機の運航性能および経済的利点を検証する。さらにそれらを分析し、ブレンデッド・ウィングレットの総合的な可能性に関するデータを集め、APIの技術をエアバスの航空機プログラムに採用することができるかどうかの判断材料とする。

また、この試験評価は、市場をリードするエアバス機の環境性能における信頼性の向上を目的として実施されている取り組みの一つ。2種類のウィングレットを評価する飛行試験が2年前に実施され、貴重なデータが収集されており、それ以来エアバスは継続してこのような評価試験に力を注いでいる。

エアバスのパトリック・ガヴァン技術担当上席副社長は「我々は航空機のさらなる環境効率の改善を目指して努力を続ける。このような評価試験は実際に運用を決定するまで長い時間をかけて行う必要がある重要なものだ。A320ファミリーは同じクラスの航空機の中で最も効率的な航空機であり、我々は常に将来において高い競争性を保つための研究を続けている」と述べた。

今回の飛行試験はA320 MSN1試験機で実行される。同機は前回のウィングレットの評価飛行試験も行っている。今後もエアバスはA320ファミリーのウィングチップの研究を続け、重量の増加を最小限に抑えながら構造上の負荷を軽減するための革新的な方法を調査する。

エアバスは現在、ウィングチップを標準装備したA320を始めとする全エアバス機でその設計において高い技術を確立している。

エアバスは100座席から525座席以上を装備する最新旅客機を製造する航空機メーカー。フランス、ドイツ、英国、スペインに設計・製造センターを持つ他、日本、米国、中国、中東に現地法人を置く。本社は仏トゥールーズ。EADSが100%出資する。