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中国で組み立てられたA320初号機が初飛行に成功

2009年 05月 18日 Press Release

エアバスは5月18日、中国天津にある最終組立工場(FALC)で組み立てられたA320初号機が初飛行を行ったことを発表した。中国のFALCは欧州以外に置かれた初めてのエアバス最終組立工場。初号機引き渡しは6月を予定している。A320初号機は天津国際空港を10時42分に離陸し、同空港に14時56分に着陸した。この4時間14分のテスト飛行を指揮したのは、エアバスのハリー・ネルソン プロダクション・フライト・テスト担当バイス・プレジデント、フィリップ・ベルランテスト・パイロット。そのほか、フェルナンド・アロンソ フライトテスト兼インテグレーション担当上級副社長他2名が乗務した。

エアバスのフライトテスト兼インテグレーション担当上級副社長のフェルナンド・アロンソは、「すばらしいチームワークのおかげで、今回のテスト飛行を成功させることができた。この歴史的な飛行に関われたことをうれしく思う。これにより、中国で組み立てられたA320が、独ハンブルクや仏トゥールーズで組み立てられた航空機と同じように質の高い製品であることが証明された」と語った。

エアバス・チャイナのローレンス・バロン社長は、「この記念すべき初飛行を祝福し、天津の最終組立工場の稼動に尽力したすべての従業員に感謝の意を表したい」と述べた。また、「我々は中国の顧客に対して常に、最高の航空機と最高のサービスを提供することに注力している。中国で組み立てられた航空機は、欧州と同じ方式で組み立て、同じように高い品質を持つ製品でなければならない。今後も中国航空産業界との長期的な戦略パートナーシップの発展に努める」と付け加えた。

A320初号機は6月にドラゴン・アビエーション・リーシングに引き渡され、四川航空によって運航される。中国の顧客は合計で700機以上発注しており、そのほとんどがA320ファミリー。天津のFACLでは2009年に11機のA319/A320が引き渡される予定。2011年末までに月産4機体制となる。

この天津の最終組立工場は、エアバスと中国の企業連合である天津港保税区(TJFTZ)、中国航空工業集団公司(AVIC)との合弁会社である。エアバス・チャイナが51%出資し、中国の企業連合が49%出資している。天津のFALCは独ハンブルクにあるエアバス単通路型最終組立工場と同様の最新技術を備えた工場で、2008年8月に稼動した。

エアバスは100座席から525座席以上を装備する最新旅客機を製造する航空機メーカー。フランス、ドイツ、英国、スペインに設計・製造センターを持つ他、日本、米国、中国、中東に現地法人を置く。本社は仏トゥールーズ。EADSが100%出資する。