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エアバス、A320ファミリー向けのシステム性能強化パッケージを開発

2007年 10月 01日 Press Release

エアバスはこのほど、A320ファミリー向けの包括的なアビオニクス強化パッケージを開発したことを発表した。In-Service Enhancement Package(ISEP)と呼ばれるこの新パッケージは、すでに運航中のA320ファミリー航空機群の性能を向上させ、競争が激しい現代の市場において、さらに競争力を高める。

ISEPはエアバスが提供する一連の「サービス・ブリテン」を集大成したもので、特に残存価値に影響するものや、運航信頼性、直接整備費用、補修部品費用、重量軽減、路線の最適化による燃料消費低減といった運航コスト削減など、航空会社にとって重要な要素に影響を与えるサービスを精選したパッケージである。ISEPは、航空機システムの重要分野で初期に生産された航空機の性能を現在の基準へと上げ、初期に引き渡された航空機とその後に引き渡された航空機の運航性能における溝を埋めることを目的とする。

ISEPにより、通信と航法において重要な性能を改善することができる。例えば、航法では新しい航法性能要件(Required Navigation Performance)機能を適用することで、飛行経路が短縮され、運航に融通性が生まれ、航空機の遅延、欠航、着陸地変更が削減される。

また、将来航空航法システム(FANS B)などの将来の航空交通管理システム(Air Traffic Management)にも対応する。FANS Bによって航空交通管制との通信を最適化し、データ管理を改善するとともに乗務員の作業量を減らし、より効率的な飛行報告書を作成することができる。

運航経費の削減、保有機材の標準化などを実現するISEPは、投資に対する見返りも早期に回収でき、保有機材の残余価値を高めることにもなる。

ISEPはエアバスの指揮のもと、数多くの主要なサプライヤと協力して開発された。そのため、エアバスは、統一された、リスクの低い、経済的なサービスを顧客に提供することができる。エアバスの顧客サービスを通じて世界中のA320ファミリーの顧客が利用することができるISEPは、航空機の運用コストを削減し、航法の精度を高める革新的で効果的なサービスである。

エアバスは100座席から525座席以上を装備する最新旅客機を製造する航空機メーカー。フランス、ドイツ、英国、スペインに設計・製造センターを持つ他、日本、米国、中国に現地法人を置く。本社は仏トゥールーズ。EADSが100%出資する。