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航空産業の未来に向けたアイディアコンテストの最終ラウンド進出の5チームが決定

2009年 05月 07日 Headline news

エアバスはこのほど、2008年10月に開始した、航空産業の未来に向けたアイディア公募コンテストの最終ラウンド進出を果たした5チームを発表した。86チームが競い合った第2ラウンドを勝ち残った5チームは6月に開催されるパリ航空ショーで最終選考に臨む。

このコンテストは世界中の大学生を対象として航空産業の未来を築く斬新なアイディアや環境への影響を最小限に抑えるアイディアを募集したもの。合計で82ヶ国から2,350人以上の大学生が参加した。登録した225チームのなかから86チームが第2ラウンドへ進出した。

最終選考に残った5チームは次のとおり。

  • スペインのバレンシア工科大学「Big Bang Team」チーム

環境効率の優れた新しい機体設計に窓のない客室を提案

  • オーストラリアのクイーンズランド大学「COz」チーム(メンバーにはドイツのシュトゥットガルト大学の学生を含む)

ヒマ(トウゴマ)の自然繊維から製造したバイオ複合材を客室に使用するアイディアを提案

  • チェコ共和国のブルノ工科大学「Kometa Brno」チーム

電気モーターを使用して、誘導路で航空機を走行させるアイディアを提案

  • シンガポール国立大学「Solaire Voyager」チーム

電気を生み出すために光電池を航空機に搭載させた、太陽光電池技術のアイディアを提案

  • 米国のスタンフォード大学「Stanford ADG」チーム

燃料消費を抑制するため、鳥の編隊飛行をモデルにV字型飛行を反転させた飛行を提案

今後それぞれのチームは、最終ラウンドのパリ航空ショーへ向けて、エアバス担当者のサポートを受けながらプレゼンテーション作成に取り組み、6月18日に選考委員の前で発表を行う。翌日19日に最優秀賞と優秀賞に選ばれたチームが発表され、エアバスのトム・エンダース社長兼CEOから賞を授与をされる。最優秀賞チームには3万ユーロ、優秀賞チームには1万5千ユーロの賞金が贈呈される。また、特別賞として、エアバスの従業員によって選ばれたチームに5千ユーロが贈られる。この特別賞は、最終選考には進出できなかったものの、第2ラウンドの課題であるビデオ・プレゼンテーションですばらしい成績を収めたチームの中から選ばれる。

最終ラウンドにおける選考委員は、エンジニアリング、環境問題、人事、マーケティングなど、様々な分野における専門家で、エアバスを代表する5名と産業界を代表する5名で構成される。

アイディアコンテストの責任者であるエアバスのパトリック・ガヴァン技術担当上席副社長は、「提案されたアイディアはそれぞれすばらしく質が高いアイディアであり、選考は極めて困難だった。このアイディアコンテストによって、世界中の大学生が航空産業の未来を見据え、その発展に役立つ優れたアイディアを持っていることが証明された」と語った。

※エアバスのアイディアコンテストについての詳細はhttp://www.airbus-fyi.com/pressをご覧ください。

エアバスは100座席から525座席以上を装備する最新旅客機を製造する航空機メーカー。フランス、ドイツ、英国、スペインに設計・製造センターを持つ他、日本、米国、中国、中東に現地法人を置く。本社は仏トゥールーズ。EADSが100%出資する。