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エアバス最新航空機市場予測、今後20年間で約37,400機、5.8兆ドルの需要

ネットワークと人々のグローバル化で年間4.4%の成長

2018年 07月 06日 Press Release

エアバスは最新の航空機市場予測「グローバル・マーケット・フォーカスト2018年-2037年」を発表しました。今後20年間で航空輸送量は年間4.4%の好調な成長を続け、世界で運航される旅客機数が2倍以上の48,000機に増加し、新造旅客機および貨物機が37,390機必要になる見込みです。

航空輸送の成長を牽引する要因として、新興国において個人消費が2.4倍に増加することや可処分所得の増加、世界的に中間層が2倍近くなることなどが挙げられます。経済成長の60%以上を新興国が占め、新興国での一人当たりの空の移動は2.5倍に増大します。航空会社のビジネスモデルの進化と継続的な自由化の促進、航空輸送の規模拡大によって、地域的な成長の停滞は大きく上向きに転じます。

最先端の技術を導入して高い航続距離能力と輸送能力を持つ現在の航空機によって、航空会社は新たなビジネス機会を探求しながらコスト削減にも注力することができます。

エアバスのエリック・シュルツ最高営業責任者(CC0)は次のように述べています。「セグメントの境界を越える性能を備えた航空機によって、より幅広い運航能力を持つ航空機を使用する傾向が高まっています。そのため私達はこれまでの考え方を再考し、小型、中型、大型、超大型で新たな類別を行い、航空会社が航空機を運用する方法をより綿密に反映させました」さらに、「幅広いエアバス機の柔軟性によって、単通路型の最大機種であるA321neoは長距離路線を効率的に飛行し、ワイドボディ機A330neoと同様に地域路線に対応します。この中型セグメントにおいて私達は高い競争力を持ちます」と付け加えました。

エアバスは小型(Small)セグメントにおいてA320neoで市場をリードし、大型(Large)セグメントではA350-900、超大型(Extra-Large)セグメントにはA380と共にA350-1000が対応します。

需要の内訳を見ると、小型セグメントは現在単通路型機の多くが競合する市場で28,550機の新造機需要が予測され、総需要の4分の3以上を占めます。さらなる輸送能力と航続距の柔軟性が必要となる中型セグメントでは、小型のワイドボディ機と長距離飛行能力のある単通路型機が含まれ、5,480機の新造航空機需要を見込んでいます。さらに大きな輸送能力と柔軟な航続距離が必要な大型セグメントはA350を含み、1,760機の需要を見込みます。超大型セグメントでは、高い輸送能力を持ち、長距離運航を行うA350-1000やA380などの大型機を含み、今後20年で1,590機の需要が予測されています。

新造機需要37,390機のうち26,540機は輸送量の成長に対応するための需要で、10,850機は燃費効率の高い航空機への入れ替えによる需要です。世界の航空機数が倍増して48,000機となるため、54万人のパイロットが必要になる見通しです。エアバスはサービスビジネスを発展させ、増加する顧客のニーズに対応していきます。