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2012年度業績 引き渡し機数の記録更新、受注機数の目標上回る

2013年 01月 17日 Press Release

エアバスは2012年度(1月-12月)の業績を発表した。それによると2012年度は89社(そのうち17社は新規顧客)へ588機を引き渡し、過去最高を記録した。また、受注機数は目標数の650機を上回り914機の総受注数を獲得した。受注の内訳は、A320ceoファミリー(従来型)が305機、A320neoファミリー(新型エンジン搭載型)が478機、A330/A340が82機、A350 XWBが40機、そしてA380が9機。エアバス機の受注残は航空史上最大の4,682機となった。これは金額にすると6,380億米ドルになる。

2012年度の引き渡し数は2011年度の記録(534機)を10%上回った。エアバスは生産機数を11年間連続で増加させている。引き渡し588機の内訳は単通路型のA320ファミリーが新記録を樹立し455機(2011年度は421機)。広胴型も新記録の103機(2011年度は87機)を引き渡した。A330ファミリーは月産機数が過去最大となっている(2012年の月産レートは9.5機で、2013年春には10機に増加予定)。A380は目標の30機を引き渡し、新記録を達成した(2011年度は26機)。

エアバスの2012年度総受注数の金額における市場シェア(100座席以上)は41%(キャンセルされた機数を差し引いた純受注数では41.5%)。純受注数は833機で金額にすると960億米ドルとなる。純受注数の内訳はA320ファミリーが739機。単通路型の受注数累計は9,000機を突破した。739機のうちA320neoファミリーは478機の受注を獲得し、ローンチから62%を超える市場シェアを確保している。広胴型ではA330ファミリーが58機、A350 XWBが27機の受注を獲得。また、A350-1000は大手航空会社から多くの受注表明を得た。大型機A380受注数は9機で90%の市場シェアとなり、市場からの高い支持を実証した。

2012年、A350 XWBプログラムは順調に進捗した。最終組立作業が進み、飛行試験用のA350 XWB初号機の構造部の組立も完了し、初の電源投入も行われた。

軍用輸送機部門のエアバス・ミリタリーでは29機を引き渡した(軽量および中型輸送機が20機、P-3改修型哨戒機が4機、A330MRTTが5機)。受注目標数も超えて32機(C295が28機、CN235が4機)を獲得した。また、A330MRTTがインド政府によって優先入札者に選定された。

A400Mプログラムも順調に進んでおり、機能性および信頼性テストを300時間実施。2013年第1四半期に型式証明を取得し、2013年第2四半期には初号機の引き渡しが予定されている。また、2013年度中に4機の引き渡しを行う予定。現在4機のA400Mが最終組立に入っており、さらに13機が製造ラインにある。軍用輸送機部門の受注残は220機となった(A400Mが174機、MRTTが17機、CN235が5機、C295が20機、P-3が4機)。

エアバスは2012年度に5,000人を新規に雇用した。これにより合計従業員数は5万9,000人に増加した。2013年度は約3,000人の新規雇用を目指す。

エアバスのファブリス・ブレジエ社長兼最高経営責任者(CEO)は、「2012年を振り返り、エアバスにとってすばらしい1年であったと思っている。引き渡し数で過去最高を記録することができ、エアバスの 効率性の高さを裏付け、また、我々の製品に対する市場の厚い支持を実証した。2012年にはシャークレット装備機を初めて引き渡した。単通路型機において市場の優位性を保持していることは、顧客にとって価値ある革新技術に投資をする我々の戦略が実を結んでいるということだ」と述べた。さらに、「我々は管理できるペースで生産レートを上げている。これはサプライチェーンにとっても都合がよく、我々にとって長期的な利益性と明るい見通しの将来につながるだろう」と付け加えた。