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エアバス社2011年度業績、引き渡し機数・受注機数とも過去最高を記録 A320neoが過去最速の受注ペース

エアバス社2011年度業績、引き渡し機数・受注機数とも過去最高を記録 A320neoが過去最速の受注ペース
2012年 01月 17日 Press Release

エアバスは17日、2011年度(1月-12月)の業績を発表した。それによると2011年度の引き渡し機数は88社(そのうち10社は新規顧客)へ534機、受注機数は1,419機(キャンセルされた機数を差し引いた純受注数)となり、新規受注および引き渡し機数ともに過去最高の記録を樹立した。エアバスは生産機数を10年間連続で増加させている。

2011年度の引き渡し数は2010年度に樹立した最高記録を24機上回った。534機の内訳は単通路型のA320ファミリーが421機(2010年度は401機)、A330ファミリーが87機(2010年度も87機)、A380が26機(2010年度は18機)。昨年12月はA380の月間引き渡し数において過去最高となる4機を引き渡している。軍用輸送機部門のエアバス・ミリタリーでも過去最高の29機を引き渡した。その内訳は、小型および中型輸送機のC212、CN235、C295が20機、P-3改修型哨戒機が3機、A330MRTTが6機。

また、過去最高となった2011年度の総受注数は1,608機(純受注数は1,419機)。これはカタログ価格で金額にすると1,690億米ドル(純受注数では1,400億米ドル)となる。2011年以前に最高記録を樹立した2007年度では総受注数が1,458機、純受注数1,341機であった。エアバスは2011年度、100座席以上の航空機市場において金額ベースで56%(総受注数)を占めた(純受注数では54%)ことになる。一方、エアバス・ミリタリーは5機の小型および中型輸送機(CN235とC295)を新規受注した。

純受注数の内訳はA380が19機、A330/A350 XWBが52機、A320ファミリーが1,348機。そのうちA320neoは1,226機の受注を獲得し、『史上最高のベストセラー機』としての評判を裏付けた。また、2011年度末時点の合計受注残数は4,437機機にのぼった。これは金額にすると5,880億米ドル以上で、量産体制でおよそ7年から8年を要する機数である。一方、エアバス・ミリタリーの受注残数は222機。その内訳はA400Mが174機、A330 MRTTが22機、小型および中型軍用輸送機が18機、P-3改修型哨戒機が8機である。

エアバスは単通路型やその他の航空機プログラムの生産機数増加のため従業員数を増やしており、2011年度には4,500人以上を新規に雇用。これにより合計従業員数は5万5,000人に増加した。2012年度は4,000人以上の新規雇用を目指す。

エアバスのトム・エンダース社長兼最高経営責任者(CEO)は、「2011年度の受注機数が過去最高の記録を樹立したのは、A320neoにおける我々の戦略の成果である。この革新的な航空機によって我々は新しい業界標準を確立した。そしてそれを顧客が高く評価してくれ、競合も追随してきた」と述べた。また、「我々は未来に対して多くの受注残と充分な資本力があるが、今後さらに生産レートを上げていくためにはサプライチェーンや納入管理に集中して取り組まなければならない。2012年に4,000人以上を新しく雇うことで、その目標は達成されるだろう」と付け加えた。