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エアバス、2008年上半期で総受注残数が約3,700機に増加

2008年 07月 14日 Headline news

 エアバスは2008年1月から6月までの上半期に合計で525機を受注し、52%の市場占有率を獲得したことを発表した。これは金額にするとカタログ価格で620億米ドルに相当する。この6ヶ月間の受注内訳はA320ファミリーが335機、A330が105機、A350が82機、A380が3機。キャンセル分や前A350プログラムから新設計のA350 XWBに切り替えられた機数分を含む純受注数は487機となる。これは2007年の同時期の引き渡し数の約2倍であるため、受注残数を242機押し上げた。ファーンボロ国際航空ショーでさらなる受注を得れば、受注残数も大幅に増加する見込み。これによりエアバス機の合計受注残数は約3,700機にのぼり、現在の生産ペースで約6年を要する機数となった。

 単通路型A320ファミリーは同クラスの市場で引き続きほぼ半分の受注数を獲得している。2008年6月までにA320ファミリーが獲得した総受注数は335機で、エアバス新造機に対する合計受注機数の64%を占める。これにより、A320ファミリーの合計総受注残数は2,600機以上となった。これはA320ファミリーが常に改良を続けられ、将来的な市場のニーズに見合った効率的な機材であることを裏付けている。

 中距離から長距離用の2通路型機では、高い環境効率性を誇り、直接的な競合機が存在しないA330が好調な受注を続けている。2008年上半期における合計受注数は105機。これには11機のA330-200F貨物機の受注が含まれている。エアバス最新の貨物機であるA330-200Fは現在9社から77機の確定受注を獲得している。A330はまた、その信頼性と柔軟性の高さから英国空軍(RAF)向け次期戦略タンカー機として14機の受注を得た。現在A330の総受注残数は425機にのぼる。

 一方、A350 XWBプログラムが2008年上半期に獲得した受注数は82機。ファーンボロ航空ショーが開催する前の時点でその合計受注残数は23社から374機であった。これは広胴型機として開発着手から1年半で最も早いペースで受注を獲得した航空機となる。

 2008年にA380が獲得した受注数は大韓航空からの追加発注の3機。これにより大韓航空の合計発注数は8機となった。これまでA380は16社から合計192機の確定受注を得ており、そのうちの5機はすでに運航を開始し乗客から高い評価を得ている。A380は今後も21世紀を代表するフラッグシップとなるであろう。

 エアバス全機種における受注を地域別に見ると、経済成長の著しいアジア太平洋地域からの需要が大幅に増加し、合計222機の受注を獲得した。これは2008年上半期でエアバスが獲得した新造機に対する受注の42%を占める割合(リース会社からの受注は含まない)。一方で、世界中の航空会社に機材を提供するリース会社からの受注も好調で、全エアバス機受注数の19%を占めている。

 エアバスは100座席から525座席以上を装備する最新旅客機を製造する航空機メーカー。フランス、ドイツ、英国、スペインに設計・製造センターを持つ他、日本、米国、中国に現地法人を置く。本社は仏トゥールーズ。EADSが100%出資する。