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航空産業の未来に向けたアイディアコンテストの最終ラウンド選考委員10名を発表

2009年 04月 22日 Headline news

エアバスはこのほど、2008年10月に開始した「あなたのひらめきを未来に飛翔させよう」アイディア公募コンテストの最終ラウンドにおける選考委員を発表した。

航空産業の未来を築く斬新なアイディアを募集するこのアイディアコンテストは、専攻学科を問わず修士号や博士号の学位取得のために勉強している世界中の大学生のグループを対象としている。

アイディアコンテストには世界中の大学生から数多くの応募があり、昨年12月に成功裏に公募の受付を終了した。合計で82カ国、2,350名以上の大学生が参加登録し、そのうち225チームが第1次審査の対象となった。さらに、第1次審査では86チームのアイディアが選ばれ、第2次審査へと進んだ。

現在、エアバスから選出された様々な分野の専門家が第2次審査の選考を行っている。第2次審査では5チームが選ばれ、2009年6月のパリ航空ショーで開催される最終ラウンドに進む。

最終ラウンドへの進出が決まった5チームは、それぞれエアバスの担当者からサポートを受けながら、アイディアをさらに精査して2009年6月18日にパリ航空ショーで発表に臨む。この最終ラウンドにおける選考委員は、エアバスを代表する5名と産業界の専門家5名で構成される。最優秀賞チームには賞金は3万ユーロが贈呈される。

産業界を代表する5名の専門家は次のとおり。

シェイク・ムザファ博士(Dr Sheikh Muszaphar)

2007年10月に国際宇宙ミッションに参加し、ソユーズTMA-10で宇宙へ行った初めてのマレーシア人。マレー語で宇宙飛行士を意味する「アンカサワン」として広く知られ、マレーシアの多くの若者に航空学に対する興味を喚起した。医師として教育を積み、現在マレーシア国民大学病院(HUKM)の大学院で整形外科学を学んでいる。2008年には「グローバル・ピース」の国連大使に任命された。

ドナルド・タンブナン博士(Dr Donald Tambunan)

東南アジア諸国連合(ASEAN)のジャカルタ事務局で科学技術部門のトップを務める。そこでASEANにおける科学技術分野での共同研究などの調整を行う。その分野はバイオテクノロジー、材料科学、宇宙工学、非従来型エネルギー研究、気象学、地球物理学など様々。ニュージーランドのマッシー大学で博士号を取得。農学関連からASEANにおける科学技術政策の発展まで幅広い分野にわたる専門書関連の著作が多数ある。

クリステル・ハーグルンド氏(Christer Haglund)

フィンランド航空のコーポレートコミュニケーション担当上級副社長を務める。社内・社外コミュニケーションおよびPR・IR関連、また、CR(Corporate Responsibility)活動業務の指揮を執る。2000年入社。現在、同社取締役委員会のメンバーである。フィンランド航空入社以前は、フィンランド外務省に勤務。また、フィンランド、スウェーデン、米国において様々なメディア関連業務に従事した。

マヌエル・トハリア氏(Manuel Toharia)

科学の普及に努める専門家として科学、環境、青少年育成に関する多くの分野で活動する。現在、スペインのバレンシアにある芸術科学都市のディレクターを務める。それ以前はマドリードのラ・カイシャ科学博物館ディレクター、スペインの国営テレビ、ラジオ、新聞などの科学ジャーナリストとして活躍。また、エアバスが世界中の慈善活動を支援するために設立した「エアバス助成基金」の取締役会メンバーでもある。

ウィリアム・M・バンクス教授(William M. Banks)

英国機械学会(IMechE: Institution of Mechanical Engineers)の会長を務める。IMechEは若者に機械工学を奨励する世界有数のエンジニアリング学会。それ以前は英国ストラスクライド大学機械工学部の新素材学科長、また、工学教授協会(Engineering Professors’Council)会長を務めた。ストラスクライド大学の機械工学部で学び、1965年主席で理学士号を取得。さらに1966年に理学修士号を、1977年には博士号を取得した。

エアバスの代表5名は次のとおり。

パトリック・ガヴァン技術担当上席副社長

エアバスの取締役会委員。アイデアコンテストの責任者を務める。航空産業における幅広い知識を持つ。1973年にアエロスパシアル(当時)に入社し、航空機業界で様々な要職に就いたのち2000年にエアバスに入社。パリ生まれ。トゥールーズにある仏国立高等航空宇宙学校(ENSAE)で電子工学を専攻し1972年に卒業した。

クリスチャン・シェアラー戦略立案および新型航空機プログラム担当上席副社長

市場分析や動向調査および市場成長の研究、製品ポリシー、新型航空機プログラムの開発、製造戦略、国際協力の確立や共同プログラムなど様々な分野でエアバスの長期戦略立案の指揮を執る。1984年エアバス入社。エアバス・ノースアメリカの契約担当副社長、リース機市場担当副社長、契約および価格設定担当副社長などを歴任する。独デュースブルク生まれ。オタワ大学で国際マーケティングを学びMBAを取得。また、パリのビジネススクールであるESCPを卒業している。

コリン・スチュアート エアバス上級大使

エアバスの前マーケティング担当副社長。1979年にエアバス・インダストリー(現エアバス)に入社し、テクニカル・マーケティング部門に配属となった。1986年にはプロダクト・マーケティング担当ゼネラル・マネージャーに任命され、世界各地で展開されるテクニカル・マーケティング活動を指揮した。19965月、マーケティング担当副社長に昇格し、全てのエアバス機に関するマーケティング活動の企画・実施を指揮するとともに、マーケティング支援サービスを統括した。

レニー・マーティン‐ネイグル エアバス・アメリカ副社長兼顧問

1990年にエアバス入社。米国とカナダにおけるエアバス初の専属顧問に就任する。その他、コーポレート・セクレタリー、最高遵法責任者、環境問題担当責任者を務める。1991年から国際女性航空協会(International Aviation Women's Association)の会員。また、女性が航空業界に関わる機会を促進する団体(Women in Aviation, International)にも参加している他、航空宇宙分野における米国法曹協会(American Bar Association Forum)の会長を務める。同協会には1,600名以上の航空宇宙専門弁護士が登録。現在、環境分野における法律の博士号取得を目指している。

 

チュウ・シア調達担当上席アシスタント/プロジェクト・マネージャー

エアバスが2006年に開催した若者のための才能発掘プログラムを通じてエアバスに入社。それ以前はソフトウェアや自動車産業において人事関連の仕事に従事。エアバスでは採用や人事異動に関する部署で組織変更および調整、人材の管理などを担当したのち2008年に現在の役職に就く。ベルリンの応用科学大学でインターナショナル・マネジメントのMBAを取得した。

※エアバスのアイディアコンテストについての詳細はhttp://www.airbus-fyi.com/pressをご覧ください。

エアバスは100座席から525座席以上を装備する最新旅客機を製造する航空機メーカー。フランス、ドイツ、英国、スペインに設計・製造センターを持つ他、日本、米国、中国、中東に現地法人を置く。本社は仏トゥールーズ。EADSが100%出資する。