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航空産業の未来に向けたアイディアコンテストの最優秀チーム発表

2009年 06月 19日 Press Release

エアバスは6月19日、「パリ航空ショー」にて、航空産業の未来に向けたアイディアコンテスト「Fly Your Ideas」で最優秀賞に選ばれたチームを発表した。最優秀賞を獲得したのはオーストラリアのクイーンズランド大学「COz」チーム。同チームが提案したアイディアはヒマ(トウゴマ)を使用して植物だけをベースに製造した複合材料を客室構造部に使用するというもの。その目的は、再生不可能な資源への依存を減らし、航空機が寿命を終えた際の処理を改善することによって結果的に二酸化炭素削減に貢献すること。チームは繊維の製造やテストなどを行いその可能性について包括的に分析、物理的にも環境的にも有望なアイディアであることを証明した。

COzチームはスイス、香港、ドイツと様々な国籍の学生3名から成るチーム。19日に最優秀賞の授賞式が開催され、チームはエアバスのトム・エンダース社長兼最高経営責任者(CEO)から賞金3万ユーロを授与された。また、シンガポール国立大学の「Solaire Voyager」チームが優秀賞に選ばれ、賞金1.5万ユーロを獲得した。Solaire Voyagerチームは電気を生み出すために光電池を航空機に搭載させた太陽光電池技術のアイディアを提案した。

このアイディアコンテストは2008年10月に開始され、合計で82ヶ国から2,350人以上の大学生が参加した。世界中の大学生を対象に、航空産業の未来を築く斬新なアイディアや環境への影響を最小限に抑えるアイディアを募集。若い世代の航空産業への関心を促すことも目的の一つであった。

最終ラウンドに進出したのは5チーム。18日に各チームは最終プレゼンテーションを選考委員の前で行った。最終ラウンドにおける選考委員は、エンジニアリング、環境問題、人事、マーケティングなど、様々な分野における専門家で、エアバスを代表する5名と産業界を代表する5名で構成された。

エアバスは年間20億ユーロを研究開発に充てている。これは年間売上の7%以上に相当する。エアバスは今年世界中で約300人のエンジニアを雇用する予定。

エアバスは世界を代表する航空機メーカー。100座席から500座席以上を装備する最新の航空機ファミリーを幅広く提供する。設立以来これまでに400社以上から9,200機以上の受注を獲得し、すでに5,700機以上を引き渡している。2008年度の売上は約270億ユーロ。従業員は80カ国以上から約5万2,000人。日本、米国、中国、中東に子会社を置く他、ハンブルク、フランクフルト、ワシントンD.C.、北京、シンガポールに補修部品センターを、またトゥールーズ、マイアミ、ハンブルク、北京に訓練センターを設けている。