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中国の最終組立工場へ、単通路型機のパーツ輸送開始

2008年 06月 24日 Headline news

エアバスはこのほど、中国天津に新しく建設された最終組立工場に向けて、単通路型機のパーツ輸送を開始した。同工場で組み立てられる初の単通路型機は四川航空向けのもので、2008年8月に組み立てを開始し、引き渡しは2009年上半期の予定。

欧州各地のエアバス製造工場から運ばれてきたA320の主要パーツは、それぞれ6つのジグに取り付けたまま、河川用船舶(バージ)に載せられて独ハンブルクを出発した。A320の前胴部、後胴部、主翼、水平および垂直尾翼、エンジン・パイロンはバージによって短い距離を移動し、ハンブルク港のコンテナターミナルまで輸送され、そこから、コンテナ船に積み込まれて天津に向かう。中国まで輸送にかかる日数は1ヶ月未満。

中国の最終組立工場は、グローバル企業を目指すエアバスにとって重要な拠点となる。最終組立工場の稼動により、エアバスはA320ファミリーの生産量増加を加速し、2010年までに月産40機を目指す。この中国天津の最終組立工場は、主に中国市場向けの航空機を生産する。エアバスは中国における旅客輸送が今後20年間で5倍に増加し、合計で2,670機の新造旅客機の需要があると予測している。

この天津の最終組立工場は、エアバスと(51%)と中国の企業連合(49%)との合弁会社である。中国の企業連合は天津港保税区(TJFTZ)、中国航空工業第一集団(AVIC I)および中国航空工業第二集団(AVIC II)の3団体で構成され、49%の出資率のうち、TJFTZが60%、AVIC Iが 20%、AVIC II が20%出資している。

エアバスは100座席から525座席以上を装備する最新旅客機を製造する航空機メーカー。フランス、ドイツ、英国、スペインに設計・製造センターを持つ他、日本、米国、中国に現地法人を置く。本社は仏トゥールーズ。EADSが100%出資する。