Airbus

航空機リース会社のALCがA320ファミリーを51機発注

2010年 07月 19日
航空機リース会社のALCがA320ファミリーを51機発注

今年設立された航空機リースおよびファイナンス会社であるエア・リース・コーポレーション(ALC)が合計51機のA320ファミリーを発注した。その内訳はA321が20機、A320が31機。発注契約の記念式典が、現在開催されているファーンボロ国際航空ショーで行われ、ALCのスティーブン・F・ウドバー・ヘイジー会長兼CEOとALCのジョン・L・プルーガー社長兼COO、エアバスのトム・エンダース社長兼CEO、ジョン・リーヒーCOOらが出席した。

ALCは、インターナショナル・リース・ファイナンス・コーポレーション(ILFC)の創設者で元会長兼CEOのスティーブン・F・ウドバー・ヘイジー氏によって今年初頭に設立された航空機リース会社。数十億ドルの資金で最新の旅客機を購入し、最先端航空機の保有数を拡大する。

ALCは顧客に対し、2012年末からA320に消費燃料を削減する「シャークレット」の装備をオプションで提供する。さらに2013年からはA319、A321もシャークレットのオプションが選択できるようになる。新型ウイングチップであるシャークレットを装備することによってA320ファミリーは環境効率、ペイロード、航続距離の性能を向上させることができ、長距離において少なくとも3.5%の燃料消費削減が見込まれる。これは1機当たり年間CO2排出量が約700トン削減されることに相当する。エアバスはA320ファミリーに対し年間1億ユーロを超える投資を行い継続的に性能改良を続けており、シャークレットの開発もそのひとつである。

エアバスの航空機はコックピット仕様、操縦特性における共通性が高く、パイロットや客室乗務員、整備士の訓練時間が削減されるため航空会社に優れた運用柔軟性とコスト削減を約束する。

A320ファミリーはA318、A319、A320、A321で構成される。エアバスのA320ファミリーは、全機種ともフライ・バイ・ワイヤ(電子制御飛行)システムを採用し、高い共通性と経済性をあわせ持つ。これまでに310社を超える顧客から6,500機以上の受注を獲得しているベストセラー機である。高い信頼性を持つA320ファミリーは単通路型航空機の中で運航コストが最も低い。A320ファミリーはコンテナ式貨物システムを持ち、標準の広胴型機の貨物システムと互換性を持っている。

エアバスは100座席から525座席以上を装備する最新旅客機を製造する航空機メーカー。フランス、ドイツ、英国、スペインに設計・製造センターを持つ他、日本、米国、中国、中東に現地法人を置く。本社は仏トゥールーズ。EADSが100%出資する。

Airbus policy and certificates