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航空機の運用

現代は、航空機の環境保護対策を向上させるとともに、騒音や排気をさらに削減し、燃費効率を改善することが絶えず求められています。

現在運航されている航空機は、約30年前の航空機と比べ騒音は20デシベルも低くなっています。たとえば、エアバスA320が離着陸時に作り出す騒音の影響範囲は、1970年代の3発ジェット機に比べて10分の1まで圧縮されました。A330が離陸する時の空港周辺の騒音影響範囲は85デシベル(A)です。A380は現在の航空機の中で最も静かな長距離旅客機です。それまで最も静かな旅客機であったA340よりも2倍の旅客を乗せながらも騒音影響範囲が小さいのです。また、A380は騒音規制の最も厳しいロンドン・ヒースロー空港でも離陸時にQC2、着陸時にQC0.5のカテゴリーに入っています。燃料消費量は1960年以降で半分に減っており、現在運航される航空機が排出する二酸化炭素の量も、旅客需要の増加にもかかわらず2.2%で推移しています。

エアバスは2050年までに航空産業界における大幅な排気削減を目標としています。そのためには、代替燃料の開発など、様々な研究プログラムを実行しなければなりません。エアバスはその一環として2007年11月、ロールス・ロイス社、カタール航空、カタール石油、シェルと協力して、天然ガスから製造する液体燃料(GTL燃料)の研究調査を行うことを発表しました。また、2008年2月にはGTL燃料を使用したA380で、初の飛行テストを実施し、成功裏に終了しています。