
エアバスにとって日本は重要な市場であるばかりでなく、部品供給のサプライヤとしても大きな役割を担っています。単通路型のA320ファミリーには合計16社、2通路型機のA330/A340ファミリーでは合計17社の日本企業が参画しています。代表的なものとして、ジャムコが垂直尾翼部品やギャレー(調理室)を、また東レや東邦テナックスが炭素繊維を提供しています。また、A330/A340向けには住友精密工業が着陸装置のジャックを、住友金属工業が純チタンシートを提供するなどしてきました。2003年11月には、ブリヂストン、古河スカイ、新明和工業が新たに参画しました。ブリヂストンはエアバスの全機種にタイヤを供給するほか、A340-500とA340-600向けに新型タイヤを開発しました。古河スカイはアルミニウム合金を、新明和工業は主翼のフェアリング部を供給しています。
エアバスの次世代大型機A380でも日本からこれまで21社が参画しています。
1)ジャムコ、2)東レ、3)東邦テナックス、4)住友金属工業、5)三菱重工業、6)富士重工業、7)日本飛行機、8)新明和工業、9)横浜ゴム、10)日機装、11)横河電機、12)カシオ計算機、13)牧野フライス製作所、14)ブリヂストン、15)三菱レイヨン、16)パナソニック・アビエーション、17)小糸工業、18)住友精密工業、19)ミネベア、20)昭和飛行機、21)コミー、の21社。これらの日本企業がA380に参画することにより、欧州と日本の航空機産業界における協力体制が一層拡大することになりました。