
グレン・S・フクシマは2005年2月にエアバスの日本法人エアバス・ジャパン株式会社の代表取締役社長兼CEOに就任しました。日本におけるエアバスのマーケティング戦略立案、日本の航空機メーカーとの産業協力拡大、政府関係、顧客支援活動で総指揮を執ります。
フクシマは米カリフォルニア州出身の日系三世。 慶応大学(1971-72年)留学、フルブライト研究員として東京大学法学部(1982-84年)での研究ならびに、英字新聞社、国際法律事務所での勤務を含め日本には20年以上滞在しています。
1985年4月、ロサンゼルスの大手法律事務所から、米国大統領府通商代表部に入省。その後1990年まで4年9ヶ月にわたりアメリカの対日・対中 通商政策の立案、調整、実施を行い、訪日は45回にわたります。その間1988年6月、米国通商代表部の日本担当部長から、米国通商代表補代理(日本・中 国担当)に昇格。半導体、タバコ、牛肉、柑橘類、法務、関西新空港、日米科学技術協定、スーパー301条などの交渉及びMOSS協議、さらに構造問題協議 に参加しています。
1990年4月米国AT&T社(米国電話電信会社)に入社。1998年5月まで日本AT&T株式会社で副社長を務めます。同年5月 より経営と技術に関する世界有数の経営戦略コンサルティング会社である、アーサー・D・リトル(ジャパン)株式会社代表取締役社長に就任。2000年10 月、米国シリコン・バレーに本社を置く世界最大手のEDA(電子設計自動化)ソフトウエア企業の日本法人、日本ケイデンス・デザイン・システムズ社社長に 就任しました。2003年7月より同社会長に就任。2004年8月より米国オハイオ州に本社を置く総合的なビジネス・ソリューションを提供する世界的企業 の日本法人、日本NCR株式会社代表取締役共同社長を経て2005年2月、エアバスの日本法人エアバス・ジャパン株式会社の代表取締役社長兼CEOに就任 しました。
フクシマは1972年にスタンフォード大学を卒業。1974年から1976年まではハーバード大学大学院に学び、その後同大学院の博士課程に進み 1978年に博士号を取得しています。1978年から1982年にかけてハーバード・ビジネス・スクールでM.B.Aコースとハーバード・ロー・スクール に入学、両スクールで学位を取得しました。また、ハーバード在学中には、ディビッド・リースマン、エズラ・ヴォーゲル、エドウィン・ライシャワー各教授の 助手を務めています。
1997年12月、在日米国商工会議所会頭に選出され、1998年1月会頭に就任し1999年12月まで2期会頭職を務めました。2000年1月より同会議所理事。他にも多くの経営諮問委員や協会・財団などの理事も務めます。