Airbus

環境効率を高める21世紀のフラッグシップ、A380

2007年10月、シンガポール航空がA380の運航を開始。新しい長距離旅客輸送の時代が幕を開けました。A380は現在運航されている航空機の なかで最も進んだ機材で、そのスペースや環境効率性でも業界をリードしています。民間航空機史上最も大きなワイドボデイー機として、主要な航空会社、空 港、航空当局との密接な協力のもとに設計されました。航空力学、フライトコントロール、各種システムなどでこれまでにない革新的な技術を取り入れ、最新の 軽量複合材の使用も大幅に広げました。A380で採用されたエアバス独自の特許は380以上。まさに、A380は「21世紀のフラッグシップ」となってい ます。

これまで以上にクリーンで、静かで、最新技術にあふれたA380は、最も厳しい最新の国際的環境基準を満たすなど、航空輸送だけでなく環境対策でも新しい基準を創り出しています。A380に搭載されているロールス・ロイス社製トレント900エンジンは、2006年12月に欧州航空安全局(EASA)と米連邦航空局(FAA)の型式証明を取得。また、エンジン・アライアンス社製GP7200エンジンも2007年12月に型式証明を取得しました。

A380は、増便することなくキャパシティーを増やすことができます。基本仕様の3クラス制で525席。従来の大型機よりも40%も多い乗客をより 快適に運ぶことが可能です。床スペースが50%も広くなっているため、航空会社はどのクラスの乗客にも比類のない快適性を提供することができます。まさ に、A380は新しい空の旅を創り出しているのです。

最先端の空力特性とエンジンに加えて、最新の構造材とシステムを採用したことで、卓越した経済性、優れた飛行特性、高い運航の柔軟性を実現。従来の大型機よりも航続距離が1,000nm伸びる一方で、1座席あたりのマイル・コストは20%低くなりました。

A380は主要路線での旅客需要の拡大に応え、収益力を向上させることが可能になるなど、航空会社にとっては魅力的な機材です。離着陸に必要な滑走 路の長さも大型機としては短くて済むため、世界の大部分の空港で運用することができます。航空当局からは、幅45メートル以上(世界の 大部分の空港はその基準を満たしています)での安全な離着陸が認められています。これまでにテスト機5機が世界中の70空港に飛来。その試験開発飛行時間 は合計で5,000時間を超えています。

また、A380が乗客一人を100キロメートル運ぶのに必要な燃料は3リットル以下で、燃費効率でも他を寄せつけません。新世代エンジンのロール ス・ロイス社製トレント900とエンジン・アライアンス社製GP7200、そしてその優れた空力特性によって、A380は現在の騒音基準を満たすばかりで なく、将来の基準に対しても有効な機材となっています。現在運航されているどの大型機よりも静かで、従来の大型旅客機と比較すると、離着陸時の騒音レベル は半分以下になっています。

A380は全く新しい設計による利点を活用していると同時に、エアバスの特徴である共通性を大型機分野にも広げることになりました。フライ・バイ・ ワイヤ機能を備えるそのほかのエアバス機と同じコックピット・レイアウトや操縦方法を持ち、ハンドリング特性も似ているため、A380のパイロットは最低 限の訓練時間でほかのエアバス機に移行することができます。

Airbus policy and certificates