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エアバス最新貨物機、A330-200F


エアバスは2007年1月、貨物機市場における最新機種であるA330-200F貨物機の生産に着手しました。この長距離用中型貨物専用機は64トンの積載能力を持ち、航続距離は7,400Km。また、仕様を変更することで、69トンの積載能力で5,930Km飛行することができます。

エアバスの市場予測では、60トン程度の積載能力を持つ貨物機の需要は今後20年間で400機以上としています。そのため、エアバスは競合貨物機よりも長い航続距離と高い積載能力を持ち、メインデッキおよび下部デッキともに収容能力の柔軟性に富むA330-200Fを投入することで、この市場のニーズに対応しています。

A330-200Fは50トンから70トンの積載能力を持つDC8FやDC10Fといった経年貨物機の代替として考えられています。

また、旅客と貨物輸送を同じ航空機で行なう併用サービスが過渡期に来ている現在、航空会社はA330-200旅客機とA330-200F貨物機を導入することでそれぞれを切り離したサービスに移行することができます。

A330-200F貨物機は経年化する中型貨物機の代替となるだけでなく、これまで747F貨物機が運航されていた長距離路線などにおいても航空会社のサービスを格段に向上することができます。さらに新規路線の開設や市場の成長に対応する新機種です。

A300FやA310Fといった過去のエアバス貨物機プログラムからも、エアバスの貨物機が高い汎用性を持ち様々な市場に対応することができることを証明しています。A330-200Fもその特性を引き継ぎ、様々な種類のパレットやコンテナを収容できる柔軟性に富んだ貨物室を装備しています。A330-200F貨物機のメインデッキにはパレットを最大23個並行収容でき、また、一列の場合はパレットを16個収容するか、AMAコンテナを9個、下部デッキにパレットを8個とLD3コンテナを2個収容することができます。

これまでに66機の確定受注を獲得しているA330-200Fは、A330ファミリーの派生機です。A330ファミリーはすでに800機以上の受注を獲得し、490機以上が運航され、市場で高い支持を得ている旅客機となっています。すでに多くのA330ファミリーが運航されているため、同機種を運航する航空会社がA330-200F貨物機を導入する際にも障害がありません。A330ファミリーは、他のエアバス機と同様にフライ・バイ・ワイヤ(電子制御飛行)システムを採用し、旅客型、貨物機共に、機種間の移行の際の乗務員の訓練時間を大幅に削減しました。

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