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経済性に優れた航空機、A330ファミリー

A330ファミリーは、このクラスのリーダー的存在で、高いマーケットシェアを誇り、顧客を増やし続けています。現在運航されているエアバス機のなかで最も長い航続距離能力を持つ双発機として、すでに総運航時間は1, 000万時間を超えています。運航する航空会社も70社以上に及んでおり、市場から高い支持を受けています。

オリジナルバージョンとなるA330-300は1993年に運航を開始。このタイプの主要な特徴のひとつは、1座席あたりの運航コストが非常に低いことです。A330-300は基本仕様3クラス制で295席。航続距離は最大10,500 km/5,650 nm。例えば香港-台北線などの地域路線からボンベイ-シドニー線といった長距離路線まで柔軟に運航することが可能です。

基本仕様3クラス制で253人を快適に運ぶA330-200は1998年に運航を開始しました。A330-300をもとに開発されたA330-200の航続距離は最大12,500 km/6,750 nm。東京から米国西海岸やサンパウロからロンドンまでをノンストップで結ぶことが可能です。

A330は、その構造、空力特性、システムにおける高度な技術によりコスト・パフォーマンスにすぐれているため、現在運航されているどの機材よりもマーケットに対する適応力が高く、効率性に対する要求にも応えることができる機材として人気を得ています。A330の主翼は、中長距離路線で燃費効率が最適化されるように設計されています。また、ほかのエアバス機と同じフライ・バイ・ワイヤを搭載しているため、パイロットの機種間移行訓練が短縮され、一人のパイロットによる他機種同時運航も可能になります。A330ファミリーは、機体の重量を減らすために、これまでよりも軽量で強度の高い金属合金と最先端の複合材を使用。この技術はA340-500やA340-600の開発にも活用されています。

A330の客室は柔軟性と快適性に富んでいます。広い空間を持つ真のワイドボデイー機として、航空会社の要望に応える座席・クラス仕様を可能にしています。どのような座席配置でも、乗客の快適性は損なわれません。また、ほかの大型双発ジェット機よりも静かな客室を約束し、頭上の手荷物スペースは最も一般的な「ローラーバッグ」タイプに合うよう設計されています。最新の機内エンターテイメントおよび新世代の機上通信システムも搭載。乗客も乗務員も機上で地上と同じ通信接続を行うことが可能です。

A330のメインデッキの広さはそのまま床下の広さに呼応しています。床下の広い貨物スペースによって、航空会社は、パレットでもコンテナでも収益性の高い貨物を大量に輸送することができます。

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